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【平昌五輪】“日の丸飛行隊”に新星、小林陵侑が日本人トップの7位、

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【平昌五輪】
“日の丸飛行隊”に新星、小林陵侑が日本人トップの7位、

2本目を飛ぶ小林陵侑 =2月11日、韓国・平昌のアルペンシア・ジャンプセンター (撮影・早坂洋祐) 2本目を飛ぶ小林陵侑 =2月11日、韓国・平昌のアルペンシア・ジャンプセンター (撮影・早坂洋祐)

 五輪初出場の21歳の若武者、小林陵が大舞台で奮闘した。初めて臨む決勝種目となったノーマルヒルで、日本人トップの7位。2回目に進めなかった兄、潤志郎の悔しさをも晴らす、入賞だった。

 1回目に108メートルを飛んで日本勢トップの9位につける。メダルや入賞ラインもちらつく勝負の2回目も、とてつもない重圧がのしかかる中で再び108メートルをマーク。ランディングゾーンでのぞかせた白い歯からは満足感がうかがえた。

 爆発力には定評があった。葛西や伊東、兄の潤志郎らと優勝を争う国内大会で、最長不倒をマークするのも珍しくない。兼任監督を務める土屋ホームで指導する葛西も、「若手の中では力が抜けている」と将来性を高く買っている。

 安定感は乏しかった。昨年11月に札幌市で開かれた大会で1回目にただ1人、130メートル超の132・5メートルをマーク。天候不良のため1回で打ち切りとなって2位に潤志郎、3位に葛西を従えて優勝しながら、「2本目があったら危なかった」と振り返ってもいる。

 出場を夢見てきた五輪初挑戦で、持ち前の爆発力に加えて好ジャンプを2本そろえる精神的なたくましさも見せつけた。16日に予選が始まる個人ラージヒルと19日の団体戦を控え、“日の丸飛行隊”に楽しみな新星が現れた。

 (奥山次郎)

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