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【平昌五輪】姉妹でつかむ栄冠 高木菜那・美帆「2人でメダルが取れるチャンス」 スピード女子追い抜き

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【平昌五輪】
姉妹でつかむ栄冠 高木菜那・美帆「2人でメダルが取れるチャンス」 スピード女子追い抜き

2人そろって初めての五輪に臨む高木美(左)と、高木菜。高木美は10日、女子3000メートルのレースに臨む =6日、江陵オーバル(松永渉平撮影) 2人そろって初めての五輪に臨む高木美(左)と、高木菜。高木美は10日、女子3000メートルのレースに臨む =6日、江陵オーバル(松永渉平撮影)

 この瞬間をずっと待ち望んできた。姉妹で初めて一緒に大舞台に立つ瞬間だ。スピードスケート女子の高木菜那と美帆。これまでの五輪では交わることがなかった2人が今季、世界新記録を連発した団体追い抜きの中心としてメダルに挑む。

 「『美帆の姉』というのが嫌だった」と菜那。美帆も「けんかばかりしていた」と振り返る。中学3年、15歳で2010年バンクーバー五輪に出場した美帆に、菜那は「妹に勝つことが自分のモチベーションだった」と打ち明ける。だが、その4年後に立場は逆転する。前回ソチ五輪で代表落ちを味わった美帆に対し、悔しさをバネに五輪を経験した菜那は妹への複雑な思いを「吹っ切れた」。

 それぞれが味わった苦い経験が2人を成長させ、いまの原動力になっている。昨年11、12月に世界記録を3度も塗り替えた団体追い抜きのエースとなった美帆。菜那は155センチと小柄ながら、チームをつなぐ潤滑油的な役割を果たす巧みな脚の運びが持ち味だ。いまでは素直にスケートを語り合い、買い物にも出かけるという2人にとって、団体追い抜きには個人種目以上の思いがある。「2人でメダルが取れるチャンス。この五輪に懸けている」と菜那。2人を指導した高校時代の恩師、東出俊一さんも「2人ともプレッシャーにつぶされるタイプじゃない」と活躍を信じる一人だ。25歳と23歳となった姉妹が狙うのは、もちろん頂点だ。

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