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【平昌五輪】メダル期待のスノボHP、選手の胃袋支える頼もしい管理栄養士 「食事がおろそかだと試合で勝てない」

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【平昌五輪】
メダル期待のスノボHP、選手の胃袋支える頼もしい管理栄養士 「食事がおろそかだと試合で勝てない」

W杯スノーボードHP決勝で着地する平野歩夢=2017年12月、米コッパーマウンテン(共同) W杯スノーボードHP決勝で着地する平野歩夢=2017年12月、米コッパーマウンテン(共同)

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪で12日から競技が行われるスノーボード・ハーフパイプ(HP)。日本チームを裏方として支えるのが日本スポーツ振興センター(JSC)所属の管理栄養士、近藤衣美(えみ)さん(34)だ。必要な栄養補給が可能な日本食を提供するため前回ソチ五輪前の海外遠征から帯同。金メダル獲得を目指す平野歩夢(あゆむ)選手らからの信頼は厚く、日本代表コーチの“ラブコール”で今大会でもサポートが実現した。

 大阪体育大大学院でスポーツ栄養学を研究し、2010年からJSCの研究員として働く。12年ロンドン五輪ではセーリングチームをサポートし、ソチ五輪からHPを担当している。

 海外合宿やワールドカップ(W杯)に同行し、現地での食材調達から調理、栄養面のアドバイスを担った。心がけるのは「日本にいるような普段通りの食事ができること」で、今季は夏から計3回帯同。マラソンのように体を動かし続ける競技ではないため、炭水化物を多めにするなど特定の栄養素にかたよった献立作りはしない。気温の低い遠征先でも汗で水分が失われるため、温かく塩分も補給できる汁物は欠かさない。白米に肉中心の主菜、選手が体調に合わせて選べるあっさりした鶏肉の煮物など計3、4品のおかずにフルーツを添えるのが定番だ。

 昨年10月、ニュージーランド遠征で平野と再会し、ソチ五輪では見られなかった食事管理の徹底ぶりに驚いた。昼食を取らない日もあれば、夕飯だけ人一倍食べる日もあったといい、「たくさん動くときは食べるし、練習量が少ないときは食べない。自分のやり方を確立していたことに感心した」と振り返る。

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