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【経済デスク手帳】専門家もアタマを抱える 分かりにくい日銀「金融緩和修正」の狙いとは

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【経済デスク手帳】
専門家もアタマを抱える 分かりにくい日銀「金融緩和修正」の狙いとは

 だが、市川氏はリポートで「出口戦略を進められる状況になれば、まずは国債などの買い入れ額の段階的縮小に着手すると思われる。隠れた出口戦略の準備を一応整えた」と分析した。

 これに対し、英紙フィナンシャル・タイムズは「『非常に低い』金利にこだわることで日銀は(出口戦略を進める欧米の)中央銀行のトレンドに従わず」という見出しの記事を掲載。欧米では、「フォワードガイダンスで当分の間の利上げは封印した」との見方が広がっているようだ。

「アルゴリズム取引」対策?

 筆者は、国内外の市場参加者の意見が割れているのは、もう一つ大きな理由があると感じている。

 それは、日銀の緩和修正の声明文タイトルが「強力な金融緩和継続のための枠組み強化(英文=Strengthening the Framework for Continuous Powerful Monetary Easing)」だったということだ。このタイトルを目にすると、瞬間的に追加の金融緩和と勘違いしてしまう市場参加者もいるのではないだろうか。

 いぶかしんでいたところ、みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストが8月上旬に公表したリポートで“解”を示してくれた。

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