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【志らくに読ませたい らく兵の浮世日記】粋な春風亭正太郎兄さん兄さんに捧げる、ちょいとやぼな都々逸です

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【志らくに読ませたい らく兵の浮世日記】
粋な春風亭正太郎兄さん兄さんに捧げる、ちょいとやぼな都々逸です

 初高座に上がっている小杉さんは、いつもよりずいぶん小さく見えました。

 それもそのはず、会場のIMAホールは最大で500人も入れるとのこと。ずいぶん大きなホールです。まさか入門する前に、そんな大きなホールの高座に上がっている小杉さんを見たことはありません。小杉さんが急に小さくなったのではない。舞台が大きかっただけ。

 小杉さんの飛び込んだ世界が、私にはそれだけ大きく見えたのです。

 私は当時、自分が落語家になれるかどうか迷っていたのですが、小杉さんの、いえ、春風亭正太郎さんの高座を見て、改めて思いを強くしたのでした。

 「俺も落語家になりたい!!」

 その後、結局は私も落語の世界に入りました。ですので、兄さんの呼び名は春風亭正太郎兄さん。お互いに、見習い、前座と過ごしてきて今は二ツ目。ゆくゆくは真打ちになることが当面の目標です。

 兄さんは明るく朗らかで人当たりが良くて、落語にもその人柄がにじみ出ています。私が兄さんの落語で好きなのは、「五目講釈」「堪忍袋」「寝床」「船徳」「湯屋番」「明烏」。ずいぶんあるなぁ。そういえば兄さんは落語の若旦那がよく似合う。というか生まれも育ちも含めて、若旦那そのもの、という気もしてきます。

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