CMウオッチャー

菅田将暉さんと中条あやみさんが「風になりたい」を合唱 若返りアピール トヨタ「カローラスポーツ」

 カローラスポーツは、新型「クラウン」とともに車載通信機を搭載した初代「コネクテッドカー(インターネットでつながる車)」という位置づけだが、CMではそうした情報を含め、車の詳細な説明はない。絶景の大自然の中、親しい人と愛車を駆る-。傍から見ると少し恥ずかしいような合唱だが、車内という親密な2人だけの空間ならでは。CMがドライブ特有の楽しさを表現した背景には、この新型車の置かれている状況がある。

 カローラは言うまでもなく、昭和41年の発売以来、日本のモータリゼーション(自動車の大衆化現象)を牽引(けんいん)したトヨタを代表する車の一つだ。150以上の国・地域で累計4600万台超が販売されたという。新シリーズの先鋒(せんぽう)として新たに投入されたカローラスポーツへの期待は大きい。

 一方で、カローラ保有者の年齢層は高くなっており、60歳代以上が多いという。今後も長くカローラシリーズが愛されるには、若い消費者への訴求が不可欠だからこそ、トヨタは若者に人気が高い20代の2人をCMに起用した。カローラスポーツ開発責任者の小西良樹チーフエンジニアは、「30~40代にとってカローラは、『おやじが乗っていた』『古い』『大衆的』というイメージを持たれている。そういう人たちに、『(カローラは)こんなに変わったんです』というメッセージをお送りしたい。20代はカローラという名前すら知らない人が多く、『歴史あるスポーティーな車です』と伝えたい」と強調する。

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