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【映画深層】22年ぶり「男はつらいよ」新作 山田洋次監督がもらしたその意外な内容とは…

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【映画深層】
22年ぶり「男はつらいよ」新作 山田洋次監督がもらしたその意外な内容とは…

映画「男はつらいよ」50周年プロジェクト発表会に出席した山田洋次監督(右)と女優の倍賞千恵子(萩原悠久人撮影) 映画「男はつらいよ」50周年プロジェクト発表会に出席した山田洋次監督(右)と女優の倍賞千恵子(萩原悠久人撮影)

キーパーソンは満男くん

 すでに亡くなっている渥美さんの主演で新作とは、いったいどういうことなのか。ここでちょっと「男はつらいよ」シリーズを振り返ってみたい。

 当初はテレビの連続ドラマとして昭和43年から44年にかけて26話が放送されたが、44年8月に映画としてよみがえる。東京は葛飾・柴又生まれの「フーテンの寅」こと車寅次郎を主人公に、叔父夫婦が営む団子屋に集まる人々とのふれあいを描く泣いて笑える人情喜劇で、年に2本のペースで新作が作られる大ヒットシリーズとなった。

 威勢がよくて情に厚いが、女性にはからっきし縁がない、という寅さんのキャラクターが、渥美さんの名演と相まって人気を呼び、寅さんが思いを寄せるマドンナとの全国各地を舞台にした恋模様が毎回のお楽しみになっていた。

 個性的なレギュラー出演陣との当意即妙のやりとりも見ものだったが、その筆頭が、寅さんの妹、さくら(倍賞千恵子)の諏訪一家だった。さくらは、第1作で裏の印刷工場の従業員、諏訪博(前田吟)と結婚。満男が誕生するところで終わっているが、その後、シリーズは満男の成長をつぶさに描いていて、特に27作目の「浪花の恋の寅次郎」(昭和56年)で吉岡秀隆になってからは、満男の恋の指南役を寅さんが務めるといった場面も多い。

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