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【政界徒然草】サマータイム“4度目の正直”なるか 日本では導入→欧州では廃止検討のタイミング

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【政界徒然草】
サマータイム“4度目の正直”なるか 日本では導入→欧州では廃止検討のタイミング

2020年東京五輪・パラリンピックに向け建設中の新国立競技場。サマータイムは酷暑対策の切り札となるか=7月23日、東京都新宿区 2020年東京五輪・パラリンピックに向け建設中の新国立競技場。サマータイムは酷暑対策の切り札となるか=7月23日、東京都新宿区

 時間を1~2時間繰り上げれば、午前7時に開始予定のマラソンは現在の午前5~6時にスタートできる。比較的涼しいうちに競技を終え、観客の負担も軽減できるという訳だ。

郵政解散も影響

 サマータイムは日照時間の長い夏に一斉に時間を1~2時間繰り上げ、明るい時間を有効活用する制度だ。第一次大戦の頃から、西欧を中心に資源・エネルギーの節約を主な目的に始まった。緯度が高く、夏と冬で日照時間の差が大きい地域で実施されることが多く、欧州や米国を中心に約70カ国(2009年)で導入された実績がある。

 米国では「デイライト・セービング・タイム」と呼ばれ、3月の第2日曜日の午前2時に時計の針を1時間進めて夏時間とし、11月の第1日曜日の午前2時に標準時間に戻す。英国では3月の最終日曜日の午前1時に1時間進め、10月の最終日曜日の午前2時に1時間戻す。

 日本でも終戦直後に深刻な電力不足に見舞われ、連合国軍総司令部(GHQ)の指示で昭和23年に実施された。ただ、労働時間が伸びた上、「疲れる」などと反発の声が上がり4年後に廃止された。

 しかし、導入論はその後も浮上した。平成5年には通産省(現経済産業省)にサマータイム制度懇談会が設置され、石油危機を背景に7年の導入を目指したが、先送りされた。同年、超党派の議員連盟が発足して法案をまとめたが、提出は見送られた。

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