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ネット予約が難しすぎる「伝説の家政婦」の正体は? レシピ本も話題

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ネット予約が難しすぎる「伝説の家政婦」の正体は? レシピ本も話題

東京都内の自宅で「鶏の照り焼き丼」を調理するタサン志麻さん(石井健撮影) 東京都内の自宅で「鶏の照り焼き丼」を調理するタサン志麻さん(石井健撮影)

しゃにむに働いて

 志麻さんは、家事代行の仕事を続けた。「お子さんのいるお客さんが、私の気持ちを察してくれ、救われました」。レストランで働いていたら、違ったかもしれない。

 依頼を受ける作業内容から「掃除」を外した。「料理」「作り置き(料理)」「買い物」と料理関係に絞った。そして、1日3軒の掛け持ちをするなど、しゃにむに働いた。

 「作り置き」の依頼が多かった。フランス料理では大鍋で4日分を作って保存し、少しずつ食べるなどする。常備菜作りは得意だ。

 仲介サイトで、好評価の投稿が増えて、「予約の取れない伝説の家政婦」の誕生だ。

おいしいね

 常備菜を喜ぶ依頼主の顔を見て「私は、これがやりたかったんだ」と確信した。

 「家族がゆっくり食事をしながら『おいしいね』と言える時間が1時間でも取れたら、人はどんなに忙しくても幸せを感じられる。フランスで学んだことを今、形にできている」

 3年前、東京都葛飾区の築60年の一軒家に引っ越した。リフォームでレトロモダンの雰囲気漂う自宅で、夫と1歳3カ月の長男、2匹の猫に囲まれ、レシピ本の執筆などにあてる時間が増えたが、今も仲介サイトへの登録は続けている。週3件の依頼は受けている。

 「本を出すなど発信方法は変わっても、フランスの家庭料理の『温かさ』を伝えたい気持ちに変わりはありません」(文化部 石井健)

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