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ネット予約が難しすぎる「伝説の家政婦」の正体は? レシピ本も話題

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ネット予約が難しすぎる「伝説の家政婦」の正体は? レシピ本も話題

東京都内の自宅で「鶏の照り焼き丼」を調理するタサン志麻さん(石井健撮影) 東京都内の自宅で「鶏の照り焼き丼」を調理するタサン志麻さん(石井健撮影)

静かな食卓・温かい食卓

 志麻さんから見ると、日本のフランス料理店は堅苦しすぎた。留学中、ホームステイ先で体験したフランスの食卓は、家族で囲み、にぎやかで、とても温かかった。

 「私は少し変わった子供で、家族とはあまりしゃべらなかった。会話が弾む食卓の記憶がないから、フランスの食卓に憧れたのかもしれません」

 どうすれば、フランスの「温かい」家庭料理が再現できるのかは、料理店で働いていても分からなかった。

計画断念

 店を辞めたものの先立つものがなかったので、都内の焼き鳥店で働いた。その店は、従業員の9割がフランス人という変わり種。志麻さんにすれば、渡航資金を集めながらフランス人の知り合いを作ることができる絶好の場所だった。

 だが、恋が志麻さんの計画を狂わせた。店で出会った15歳下のフランス人青年と結婚した。妊娠して、渡仏は断念した。

 そこで志麻さんが思いついたのが、家事代行の仕事だった。日本にいるフランス人家庭に呼ばれて料理に接することもあるだろう。妊娠中でもできるのではないか。

 平成27年の暮れ、仲介サイトに登録した。「伝説の家政婦」への第一歩だが、まだ「私は何をやっているんだろう」と悩んだりしていた。年が明けて、流産した。

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