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【びっくりサイエンス】ガリレイも驚き? 木星の衛星、一挙に12個増えて79個に 命知らずの“逆走”も

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【びっくりサイエンス】
ガリレイも驚き? 木星の衛星、一挙に12個増えて79個に 命知らずの“逆走”も

木星の一部(左)とガリレイが発見した4つの衛星の合成画像。衛星は上からイオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト(NASA提供) 木星の一部(左)とガリレイが発見した4つの衛星の合成画像。衛星は上からイオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト(NASA提供)

第9惑星探しの最中に偶然発見

 新たに12個の衛星が見つかったのは昨年春。太陽系のはるかかなたに未知の「第9惑星」を探していた米カーネギー研究所のチームが偶然、発見した。

 「惑星探しで望遠鏡を向けていた空の方角に、たまたま木星があった。そこでこの際、木星の未知の衛星も探してみようかと思いついた」

 チームリーダーのスコット・シェパード氏は7月の発表資料で、こう振り返った。

 12個は大きさが1~3キロと、かなり小さい。米ハワイにある国立天文台のすばる望遠鏡も、発見の確定に貢献したという。国際天文学連合が1年がかりでそれぞれの軌道を特定した。

 このうち9個は木星から離れた場所を、木星の自転と逆向きに約2年周期で回っている。その軌道などから、元々は3つの衛星だったが、それぞれ別の天体と衝突して砕けて数が増えたようだ。残る3個のうち2個は、木星に近い場所で木星の自転と同じ向きに1年弱の周期で回っている。

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