産経ニュース

【政界徒然草】石破茂氏が「政治的な死」避けるラインは? 自民党総裁選「党員票」の楽しみ方   

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【政界徒然草】
石破茂氏が「政治的な死」避けるラインは? 自民党総裁選「党員票」の楽しみ方   

安倍晋三首相への批判を強めている石破茂元幹事長。この路線は奏功するのか=8月17日、国会内(斎藤良雄撮影) 安倍晋三首相への批判を強めている石破茂元幹事長。この路線は奏功するのか=8月17日、国会内(斎藤良雄撮影)

 一方で党幹部は「党員票は首相と石破氏で6対4で御の字だと思っている。5対5だと寂しい」と語る。石破氏が長期政権批判に対する一定の受け皿になりうるとの認識だ。

 石破氏は早くから地方行脚を続け、総裁選で街頭演説や公開討論会を開き首相と直接対決する機会を求めている。浮動票を中心に集票する狙いだ。石破派幹部は「今回も国会議員票で劣勢なので判官贔屓(ほうがんびいき)もあるだろう。党員票で1票でも首相を上回りたい」と話す。

 5人で争った24年総裁選は党員票300のうち石破氏165票(得票は22万3376)、首相87票(同14万668)だった。今回の方式で計算すると、一騎打ちでは石破氏253票、首相152票となる。石破氏は石破派や竹下派参院議員を軸に50人前後の支持を得ており、議員票と党員票を単純に足し合わせると首相が約470票、石破氏約300票、未定約40票だ。

 党幹部は「石破氏の運命の分かれ道は党員票と議員票の合計で3割の240~250票だ。上回れば『ポスト安倍』として生き残れるし、下回れば政治生命は終わりだ」と話す。

 「天の声にも変な声もたまにはある」。昭和53年総裁選は党員投票による予備選で現職首相の福田赳夫氏が、田中角栄氏の支援を受けた大平正芳氏に敗れ、こう言い残して辞任した。今回の総裁選では、どんな「天の声」が下るのか。 (政治部 沢田大典)

このニュースの写真

  • 石破茂氏が「政治的な死」避けるラインは? 自民党総裁選「党員票」の楽しみ方   
  • 石破茂氏が「政治的な死」避けるラインは? 自民党総裁選「党員票」の楽しみ方   
  • 石破茂氏が「政治的な死」避けるラインは? 自民党総裁選「党員票」の楽しみ方   
  • 石破茂氏が「政治的な死」避けるラインは? 自民党総裁選「党員票」の楽しみ方   
  • 石破茂氏が「政治的な死」避けるラインは? 自民党総裁選「党員票」の楽しみ方   

「ニュース」のランキング