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【阿比留瑠比の極言御免】残念な石破茂氏の現状

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【阿比留瑠比の極言御免】
残念な石破茂氏の現状

日本国憲法について会見する自民党の石破茂元幹事長=17日午後、東京・永田町(斎藤良雄撮影) 日本国憲法について会見する自民党の石破茂元幹事長=17日午後、東京・永田町(斎藤良雄撮影)

 「『マスコミが悪い』と言いたくなる気持ちは本当によくわかりますし、マスコミ自身が批判されるべき場合には、きっぱりとした抗議や申し入れも必要だと思います。しかし、私は経験から、それだけでは理解が広がらないとも思っています」

 不都合な真実を指摘されて報道のせいにするようでは、鼎(かなえ)の軽重が問われる。

 現に、最近の石破氏の言動をめぐっては、党内にも疑問の声が多い。今回、石破氏支持の立場を取る竹下派(平成研究会)の参院側をたばねる吉田博美氏も、21日の記者会見で石破氏の安倍晋三首相批判をこう強く牽制した。

 「相手への個人的なことでの攻撃は非常に嫌悪感がある」

 また、総裁選での投票先を明らかにしていない竹下派の中堅衆院議員も首をかしげていた。

 「石破さんの出馬記者会見をみると、正直引いてしまう。あれじゃ野党と同じだ。同じ党なのに、あんな人格攻撃みたいなことを前面に出してどうするのか」

 石破氏は新著で「異論と『足を引っ張る』はまったく違う」と書いているが、周囲に個人攻撃、人格攻撃と受け止められていることをもっと反省すべきだろう。

 もう一つ、違和感を覚えたことがある。北朝鮮情勢が激変している時期だというのに、新著では拉致問題が論じられていない。

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