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【ニュースの深層】「たばこは薬物」福島・郡山市長 波紋呼んだ発言には伏線があった

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【ニュースの深層】
「たばこは薬物」福島・郡山市長 波紋呼んだ発言には伏線があった

定例会見で記者の質問を聞く福島県郡山市の品川万里市長=7月25日、同市役所(内田優作撮影) 定例会見で記者の質問を聞く福島県郡山市の品川万里市長=7月25日、同市役所(内田優作撮影)

 品川市長は「市議会での答弁をごらんいただきたい」と述べ撤回や謝罪には応じなかったが、波紋の大きさに「今後はTPOを考え発言する」と話した。10団体は今後も撤回や謝罪を求めていく意向だが、市長はネット上にも飛び交う賛否の声について、7月25日の会見で「いろいろ耳にしている」とした上で、「これまでの市議会での答弁に沿って、お考えいただきたい」とだけ語った。

喫煙所閉鎖の強烈指針

 一連の出来事には伏線がある。市が昨年から進めてきた禁煙施策だ。

 昨年6月、市は関連施設の敷地内全面禁煙を柱とする「受動喫煙防止対策指針」を策定し、約600カ所の喫煙所を閉鎖し、すべての灰皿を撤去した。この取り組みは屋外での喫煙も認めない点で、7月18日に成立した健康増進法改正案より踏み込んだものだ。

 もともと市の職員安全衛生委員会が約1年間議論し昨年3月、提言したもので、当初は職員の健康配慮という趣旨だった。だが、その後、提言に基づき市民アンケートや指針策定を行い、昨年6月、市役所をはじめ図書館、公園、公民館、福祉施設など市有施設全てで全面禁煙に踏み切った。

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