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【ニュースの深層】「たばこは薬物」福島・郡山市長 波紋呼んだ発言には伏線があった

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【ニュースの深層】
「たばこは薬物」福島・郡山市長 波紋呼んだ発言には伏線があった

定例会見で記者の質問を聞く福島県郡山市の品川万里市長=7月25日、同市役所(内田優作撮影) 定例会見で記者の質問を聞く福島県郡山市の品川万里市長=7月25日、同市役所(内田優作撮影)

 「たばこは薬物だ」。福島県郡山市の品川万里(まさと)市長が発したひと言が波紋を呼んでいる。生産農家らの反発を受け市議会で批判や撤回を求められたのをはじめ、JT郡山支店などの関係団体も抗議する事態になった。一方で、激励の電話も市には届く。しかも一連の出来事には伏線もあった。

医師にとっては常識

 発言は6月4日、日本禁煙学会の斎藤道也医師との面談の中で飛び出した。斎藤医師は再来年、市内で開く総会の説明と後援要請のために市を訪れていた。

 斎藤医師がふり返る。

 「たばこは嗜好(しこう)品といわれるが、やめにくく、酒やコーヒーのようなものとは別ものということを話していた」。それを受けて品川市長は語った。

 「たばこは嗜好品ではない。薬物だ」

 まったく同感と斎藤医師は言う。「『たばこは薬物』という理解は医師にとっては常識的。(市長は)そこまで勉強されているのか。さすがだと感じた」

 さらに「市長の発言は喫煙者をおとしめるものではない。そこまで問題視すると逆に、たばこが薬物であることをはっきりさせかねないのでは」と話す。

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