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桑原あい 注目のジャズピアニストが手に入れた「自然体」で臨む新作

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桑原あい 注目のジャズピアニストが手に入れた「自然体」で臨む新作

注目のジャズピアニスト、桑原あい。「かわいいでしょ?」とお気に入りのアロハシャツはビンテージもの(石井健撮影) 注目のジャズピアニスト、桑原あい。「かわいいでしょ?」とお気に入りのアロハシャツはビンテージもの(石井健撮影)

音楽の行方

 新作の題名は、日本語なら「この世界の果てまで」。スランプで苦しんでいた頃に、頭に浮かんだ。誰もが自分の世界を全力で生きている、という意味だという。

 今回は「録音当初に自分が抱いた作品のイメージなんか忘れました。共演者を信じたら、そんなものを超える音楽がここに出来上がりました」と言い切る。

 「演奏家のエゴは、音楽を負かす。必要なのは、ただ音楽が行きたい方向に耳を澄ますことです」

 開眼した。自然体でいること。

 今年後半は国内各地での公演が続く。なかでも9月、ドラムのスティーブ・ガッド(73)、ベースのウィル・リー(65)を招いたトリオで演奏するのが話題だ。

 この分野で知らない人はいない米国の筆頭演奏家の2人。昨年2月の作品に参加してもらった。ジョーンズの助言で勇気凛々だったときに共演を申し込んだら快諾された。「あなた方のような偉大な演奏家と…」と感謝を伝えたら、「君だって偉大な演奏家だ」とガッドは返したという。共に演奏するということは、相手を信じることだと改めて教わった。

 この3人で4カ所5公演を予定している。「新曲も用意してます。楽しみます」と張り切っている。(文化部 石井健)

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