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【経済インサイド】個人向けカーリース活況 「若者の車離れ」にブレーキかかるか

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【経済インサイド】
個人向けカーリース活況 「若者の車離れ」にブレーキかかるか

 日本自動車リース協会連合会(JALA)によると、個人向けカーリースの保有台数は平成26年度末時点の15万2857台から4年連続で増加し、29年度末には過去最高の25万6936台に達した。

 JALAは「スマートフォンの感覚で車を気軽に使用したい消費者が増えている」と市場拡大への手応えをつかむ。「売り方」を工夫したリース商品の増加も個人需要の喚起に結びついた。

 既にオリックス自は、男性中心だった個人向けカーリースの裾野を広げようと、女性の生活シーンに応じてリース車の魅力を伝える通信販売サイトを開設。8月中には、全国の販売代理店のリース担当者を支援しようと、商品説明や受注機能を備えたタブレット端末を配布する計画だ。リース営業本部の笹野雄路リテール営業推進部長は「カーリースを専門的に説明できる販売員を増やしたい」と意気込む。

 東京都内に34店舗を構える日産系ディーラーの東京日産自動車販売(同品川区)の鼻息も荒い。同社は5年契約の個人向けカーリース商品「ポップ」を主軸に実績を拡大。今後も新車の買い方の一つとしてカーリースの拡充に取り組み、顧客囲い込みにつなげたい考えだ。

 ポップは、新車の車検を受けなければならない3年後のタイミングで別の新車に乗り換えられるのが最大の売りだ。同社が29年に販売した約1万台のうち、ポップは約4分の1を占めた。ポップで購入した顧客の約7割が3年で新車に乗り換えているという。

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