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【野党ウオッチ】深まらなかった憲法改正議論 立憲民主党などは「政局」理由に土俵にすら上がらず

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【野党ウオッチ】
深まらなかった憲法改正議論 立憲民主党などは「政局」理由に土俵にすら上がらず

平成28年11月24日、衆院憲法審査会の実質的議論で発言する当時民進党の枝野幸男氏(左)と辻元清美氏。今年の通常国会はこのような場面が1回もなかった(斎藤良雄撮影) 平成28年11月24日、衆院憲法審査会の実質的議論で発言する当時民進党の枝野幸男氏(左)と辻元清美氏。今年の通常国会はこのような場面が1回もなかった(斎藤良雄撮影)

 自民党は当初、改憲4項目をたたき台に、憲法審査会での改憲議論を加速させたい考えだったが、議論どころか4項目を提示することすらかなわなかった。憲法審査会は従来、政局に左右されずに開催するのが慣例とされてきたが、近年その慣例が崩れつつある。辻元氏は「他の委員会で日程協議に応じない中、憲法審査会も同じ扱いだ」と言い切る。

 一方、自民党の改憲4項目のような具体的な改憲案が示されている段階では、それに反対する野党が審査会の開催自体を阻み、議論が一歩も前に進まないことも明らかになってきた。

 憲法改正は、最終的には国民が国民投票という形で是非を直接判断する。国会の仕事は、あくまで発議まで。国民に判断材料を提供するのが国会の役目といえるが、憲法審査会の議論が滞っている現状は国民の権利を奪っているに等しい。立憲民主党などは自民党総裁の安倍晋三首相(63)が提唱した改憲に反対している。しかし、意見が違うからといって政局を持ち出して議論の土俵にすら上がらない姿勢は国会議員としての役割を放棄したことにならないだろうか。 (政治部 小沢慶太)

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