産経ニュース

【近ごろ都に流行るもの】「カレーにナン」本場インド以上に普及・巨大化

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【近ごろ都に流行るもの】
「カレーにナン」本場インド以上に普及・巨大化

ナン(右)と南インド本来の主食「ドーサ」を持つチンナパナヤン・アヤナール総料理長=東京都中央区「南インド料理ダクシン」八重洲店 ナン(右)と南インド本来の主食「ドーサ」を持つチンナパナヤン・アヤナール総料理長=東京都中央区「南インド料理ダクシン」八重洲店

 外はパリッ、中はモチモチ。高温で焼き上げる絶妙の食感がたまらない。インドカレーに欠かせないナン。でもそう思っているのは日本人だけかも!? インドでは北部でしか食べられていないそうだ。皿からはみ出すボリュームもうれしいけれど、本場は皿に収まる円形で、日本独自に巨大化したという。ナンでだろう? 答えを探していくと、ナン窯「タンドール」を作る下町の町工場に行き着いた。(重松明子、写真も)

 南インド料理ダクシン八重洲店(東京都中央区)で、チェテナード・チキンカリーをいただく。20種以上のスパイスをまとった鶏肉が柔らかく、コクと辛さがいい。ナンのほんのりした甘みが絶妙な和らぎを与えるが、本来この組み合わせはありえない。

 「南インドにナンはありません。主食はライスや鉄板で焼くクレープ『ドーサ』です。南インド人としては少々悔しいのですが9年前に出店する際、日本人相手にはナンが必要と判断したのです」と、社長のラジクマール・ラターさん。

 また、インド人は日本のナンの形と巨大さに驚き、笑いを浮かべるという。

 「本来のナンはお皿より一回り小さな円形。日本のお客さんを喜ばせようと、各店で競うように生地を伸ばして、大きくなっていったんでしょうね」。サラリーマンらでにぎわう同店のランチは880円から。ナンはおかわりでき、最高6枚食べた人もいるそうだ。

続きを読む

このニュースの写真

  • 「カレーにナン」本場インド以上に普及・巨大化
  • 「カレーにナン」本場インド以上に普及・巨大化
  • 「カレーにナン」本場インド以上に普及・巨大化

関連ニュース

「ニュース」のランキング