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【経済インサイド】「牛」「豚」よりも「鶏肉」が国内外でブーム! ヘルシー、安さ、ノン宗教色の三拍子そろい増産中

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【経済インサイド】
「牛」「豚」よりも「鶏肉」が国内外でブーム! ヘルシー、安さ、ノン宗教色の三拍子そろい増産中

三井物産が出資したモロッコの鶏肉加工一貫生産の会社が生産するハム、ソーセージ。モロッコはアフリカ4位の鶏肉消費国で需要が拡大している(三井物産提供) 三井物産が出資したモロッコの鶏肉加工一貫生産の会社が生産するハム、ソーセージ。モロッコはアフリカ4位の鶏肉消費国で需要が拡大している(三井物産提供)

 このアフリカ市場に布石を打とうと、三井物産は6月にモロッコの飼料輸入から養鶏、加工までの一貫事業を手がけるザラールホールディングへの出資を決めた。同社は飼料原料からハムなどの加工品まで一貫生産できるモロッコで唯一の企業。モロッコの鶏肉需要は年間約66.5万トンとアフリカでは南アフリカ、エジプトなどに次ぐ4位。自国の胃袋に加え、アフリカの「玄関口」としてモロッコに着目した。

 国連食糧農業機関(FAO)によると、北アフリカの鶏肉生産量は、50年には14年比2倍強の約490万トンに増える見通し。

 三井物産は国内でも、グループ会社に鶏肉加工のプライフーズ(青森県八戸市)を持ち、飼料輸入から加工までを手がける。国内で培った安全・安心や一貫生産、加工技術のノウハウを伝授し、同社の成長を後押しする。経済成長の著しいセネガルでも事業を開始。セネガルはイスラム人口が多いだけに、宗教とかかわりのない鶏肉は急成長している。アフリカでは輸入の冷凍鶏肉などに関税をかけ、国内養鶏農家を保護する国も少なくない。モロッコやセネガル、コートジボワールも同様で、「同じフランス語圏の西アフリカを中心に事業モデルを横展開したい」(欧州三井物産)という。

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