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【原発最前線】注目された耐震試験で「扉が5センチ開いた」東海第2 トラブル露見

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【原発最前線】
注目された耐震試験で「扉が5センチ開いた」東海第2 トラブル露見

日本原子力発電東海第2原発の設備の耐震実験に立ち会う、原子力規制委の山中伸介委員(中央)ら=6月21日、兵庫県三木市(規制委提供) 日本原子力発電東海第2原発の設備の耐震実験に立ち会う、原子力規制委の山中伸介委員(中央)ら=6月21日、兵庫県三木市(規制委提供)

 その後に取材に応じた山中氏は「いくつかトラブルがあったので、数値や対策は審査会合で確認したい」と述べた。工事計画認可に必要な試験は6月初旬の段階で4つ残っており、規制委は危機感を示していたが、この日の試験ですべて終了したことになる。山中氏は「一つ、かなり大きな山を越えた。まだいくつもの山が残っているかもしれないが」とやや安堵(あんど)した表情も見せた。

 6月26日に開かれた審査会合で、原電は試験結果について、揺れの強さや扉の開閉状態を変えるなどして7回行った試験のうち、3回でチェーンの破損があり、扉が5~8・5センチ開くトラブルがあったことを報告。チェーンの材質の変更・大型化や、扉が開かないようにかんぬきをかけることなどを対策として示した。

 規制委はこれに対し「十分な原因究明ができていない」と指摘。担当者は「チェーンが切れたから強くします、扉が開いたから開かないようにします、では、検討の結論として安直すぎないか」と首をひねった。

「まだまだ危機的」

 注目を浴びたためにトラブルが目立った今回の試験だが、東海第2の審査の上では大きな意味を持っている。

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