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【平成の証言】「そういう事実(慰安婦の強制連行)があったと。結構です」(平成5年3月~9月)

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【平成の証言】
「そういう事実(慰安婦の強制連行)があったと。結構です」(平成5年3月~9月)

戦時中の慰安婦に関する「河野談話」を発表する河野洋平官房長官=平成5年8月4日 戦時中の慰安婦に関する「河野談話」を発表する河野洋平官房長官=平成5年8月4日

 31年4月30日の終わりに向けてカウントダウンが始まった平成時代。私たちが受け止め、発した言葉は時代の証言となって「あのとき」をよみがえらせます。「平成の証言」を、元年からひと月刻みで振り返ります。

■平成5年3月

 「裁判所から三くだり半をたたきつけられたことに、怒りを禁じ得ない」(家永三郎氏)

 高校用歴史教科書「新日本史」が検定で不合格となったことなどを不服として、東京教育大名誉教授の家永氏が「教科書検定制度は違憲、違法」として国に損害賠償を求めた「家永第1次教科書訴訟」の上告審判決が16日に言い渡され、可部恒雄裁判長は「合憲、合法で、文部大臣の裁量権の乱用はなかった」として上告を棄却した。家永氏は怒りの会見を開いたが、当時の本紙は「偏った記述チェックは当然」「延々28年、不毛の論争」と論評している。

■5年4月

 「息子が任務を忠実に遂行したことに誇りを持っている。よくやったとほめてやりたい」(カンボジアで殺害された中田厚仁さんの父、武仁さん)

 国連ボランティアとしてカンボジアで選挙監視に当たっていた25歳の厚仁さんが8日、ポル・ポト派とみられる兵士に射殺された。仲間に「カンボジアのために何ができるか」を熱く語っていたという。

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