産経ニュース

【衝撃事件の核心】違法賭博店に鉄製の「隠し扉」と見張り役 巧みな摘発逃れ、焦点は売上金の行方

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【衝撃事件の核心】
違法賭博店に鉄製の「隠し扉」と見張り役 巧みな摘発逃れ、焦点は売上金の行方

摘発されたバカラ賭博店の店内(警視庁提供) 摘発されたバカラ賭博店の店内(警視庁提供)

 組対4課が踏み込んだ時には、客の男女13人がプレー中で、客とともに店の責任者の49歳と31歳の男2人が常習賭博などの容疑で現行犯逮捕された。

 家宅捜索で違法パチスロ機43台、バカラ台2台のほか現金約68万円を押収。「盛り場対策」の一環として行われた捕り物によって、警察当局の監視の目をまぬがれようとする、店側の巧みな偽装工作の手口が明らかになった。

「隠し扉」と見張り役

 組対4課によると、2つの店は隣接してはいたが、個別に営業していた。それぞれ看板はなく、2つの扉をくぐらないと室内に入れない構造になっていた。店の外に見張り役を立て、客の出入りを監視。捜査員に踏み込まれるような事態を想定してか、2つの店内は鉄製の「隠し扉」で行き来できるようになっていた。

 周囲に察知されないよう工作を施した店には、ギャンブルの刺激を求めて集まる人々で活況を呈していた。「客層は多種多様。会社員のほか、仕事を終えてやってくるホステスやホストや、日本に定住する中国人のなじみ客もいたようだ」(捜査関係者)

 違法パチスロ店は約300人、バカラ賭博店は約200人の顧客を抱えており、「パチスロ店には開店前から行列ができ、整理券を配布するほど」(同)の盛況ぶりだったという。

 違法パチスロ店は平成29年6月上旬から、バカラ賭博店は同11月中旬から営業を始め、1カ月間で計約2千万円の売り上げがあったとみられる。

続きを読む

このニュースの写真

  • 違法賭博店に鉄製の「隠し扉」と見張り役 巧みな摘発逃れ、焦点は売上金の行方

「ニュース」のランキング