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【経済インサイド】来店客伸び悩みの「ファミマ」 乾坤一擲の〝ドンキ化〟は起死回生の一手になるか

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【経済インサイド】
来店客伸び悩みの「ファミマ」 乾坤一擲の〝ドンキ化〟は起死回生の一手になるか

チェーンに商品を取り付けるなどドン・キホーテの手法を取り入れた実験店「ファミリーマート立川南通り店」=6月1日、東京都立川市(柳原一哉撮影) チェーンに商品を取り付けるなどドン・キホーテの手法を取り入れた実験店「ファミリーマート立川南通り店」=6月1日、東京都立川市(柳原一哉撮影)

 また、人の腰の高さほどのタワー型の陳列棚はファミマにはない陳列手法で、商品の一部が飛び出すほど詰め込まれていた。天井からつるしたチェーンにいくつもの商品を取り付けて目立たせる、いかにもドンキ風の陳列も。なんと、レジ脇ではドンキ名物の焼き芋まで売られていた。

 実験店ではこうした陳列によって商品数も当然増え、改装前の約1.5倍に相当する5000点に膨らんだ。このうち、ドンキからの供給商品が2800点と半分以上を占め、中身もドンキ化した形だ。

 特に若者や女性客の需要を積極的に取り込むため、菓子の商品数を従来比で3倍に拡大。商圏のユーザーの嗜好(しこう)を踏まえ、加工食品や日用品、酒を充実させたのも特徴だ。

 ただ店内はドンキの特徴である「迷路」は再現しておらず、動線は直線的。うろつきながら好みの商品と出合い、買い物の楽しさを再発見させてくれる体験は本家本元でないと難しいだろう。会社の出勤前や昼休みに来店するコンビニ客は目当ての商品を速やかに購入したいというニーズがあり、ドンキの客層とはやや異なるからだ。

 実験は立川店を含む都内の直営3店舗で実施され、来店客数や売り上げ動向を綿密に調べ、今後拡大するか検討する。

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