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【原発最前線】非公開ヒアリングは「癒着」の再来? 規制委が2回に制限へ

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【原発最前線】
非公開ヒアリングは「癒着」の再来? 規制委が2回に制限へ

「東海再処理施設」の廃止措置計画について発言する原子力規制委員会の更田豊志委員長=13日午前、東京都港区 「東海再処理施設」の廃止措置計画について発言する原子力規制委員会の更田豊志委員長=13日午前、東京都港区

 「ヒアリングは公開の席での議論に先立って少数回行うものであって、審査会合前に10回ヒアリングを繰り返しました、なんていうのは本末転倒。私が出席したときは、ヒアリングを禁止すると職員に言ったこともある。事業者の出してくる資料が満足なものでなかったら、まず公開の会合をやるべきだ。そうでないと、事業者が何を最初に主張したのかが分からない」

2回を目安に「制限」へ

 更田氏はこの日の定例会見で、ヒアリング偏重の現状について「旧規制組織、原子力安全・保安院時代のやり方をすごく連想させる」とも指摘した。

 更田氏の検討指示を受け、規制庁は5月23日の定例会合で、事故発生から1カ月以内をめどに事業者との公開会合を設けるなどとした透明化と迅速化の案を提出し、了承された。

 続いて6月6日には「審査の透明性向上に向けた対応策」を提案した。それによると、新規制基準への適合性の確認は審査会合で実施し、ヒアリングは資料の内容確認だけで改善指示などは行わず、回数も2回を目安とする。

 また、事業者の調査や準備に時間がかかっているケースでも、数カ月に1回などのペースで公開の審査会合を開き、状況を報告させ、未解決の論点について規制側と事業者側のどちらがボールを持っているかを確認する-などとしている。

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