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【経済インサイド】保有から利用へ 「ボートシェア」人気はカーシェア成長のヒントになるか

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【経済インサイド】
保有から利用へ 「ボートシェア」人気はカーシェア成長のヒントになるか

ヤマハ発動機が「シースタイル」で新たに導入する「SR320FB」(手前)。約20種類のボートを貸し出している=東京都品川区 ヤマハ発動機が「シースタイル」で新たに導入する「SR320FB」(手前)。約20種類のボートを貸し出している=東京都品川区

 入会金は2万1600円、会費は月3240円。ボートを借りると別途、利用料(SR320FBは平日3時間8万5000円から)がかかる。ただ、友人らを誘い、料金を分担すれば、1人当たりの負担を抑えられるという。今年に入り、法人会員の募集も始めた。社員の余暇や福利厚生の充実、取引先との交流活性化などが期待できるとアピールしている。

 一方、免許保有者に占めるカーシェア利用者数はまだ1%程度。レンタカーと比べて認知度も低い。現在は実用的な移動手段として借りる人が多いが、最新の車種や高級外車(輸入車)が借りられるなど乗ること自体を目的とする流れをつくれば、新たな利用者を開拓できる可能性もありそうだ。借りた場所以外で返却できれば利便性は高まる。

 日産自動車は電気自動車(EV)などのカーシェアに力を入れており、トヨタ自動車も東京都内の販売会社4社を統合し、試乗車などを利用して参入する。利用へのハードルをあの手この手で下げるなどヤマハ発の取り組みは、カーシェアを含むさまざまなシェアリングサービスの参考になるかもしれない。(経済本部 高橋寛次)

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