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【経済インサイド】保有から利用へ 「ボートシェア」人気はカーシェア成長のヒントになるか

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【経済インサイド】
保有から利用へ 「ボートシェア」人気はカーシェア成長のヒントになるか

ヤマハ発動機が「シースタイル」で新たに導入する「SR320FB」(手前)。約20種類のボートを貸し出している=東京都品川区 ヤマハ発動機が「シースタイル」で新たに導入する「SR320FB」(手前)。約20種類のボートを貸し出している=東京都品川区

 規制緩和の遅れもあり、民泊やライドシェア(相乗り)などシェアリングサービスの“後進国”と揶揄(やゆ)される日本で、世界でも大規模なサービスは珍しいボートのシェアリングが会員数を順調に伸ばしている。一定時間、新型の船を借りられ、クルージングや釣りなどを楽しめるもので、ボートの購入にまで踏み切れない顧客に体験してもらう取り組み。自動車の「保有」から「利用」へという流れも出てくる中、ファンの裾野を着実に広げているボートシェアの現状は示唆に富んでいる。

 ヤマハ発動機は二輪車で培ったエンジンの技術を応用し、船外機やボートの製造・販売に力を入れている。その一環として始めたボートシェアの名称は「シースタイル」。全国140カ所、海外2カ所のマリーナ(港)でボートを借りられる。会員数は11年連続で増えており、平成29年は約2万2000人。

 会員を増やしている背景には、一般の消費者にとって敷居が高いボートを使ったレジャーを、手軽に楽しめるように工夫していることがある。ボートを購入し、どこかのマリーナに係留しておくというのは、よほどのボート好きか、富裕層でなければ踏み切りにくい。しかし、シェアリングでの利用であればハードルは一気に下がる。

 ボートの操縦には小型船舶2級などの免許が必要だが、費用は10万円弱、必要な期間は3日程度と、自動車の免許と比べて取得しやすいという。

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