産経ニュース

【野口裕之の軍事情勢】米軍少将が憑依した中国共産党「悪徳サラ金戦略」が始まった! 

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【野口裕之の軍事情勢】
米軍少将が憑依した中国共産党「悪徳サラ金戦略」が始まった! 

南シナ海で行われた観艦式に出席した中国の習近平国家主席(左)=4月12日(新華社=共同) 南シナ海で行われた観艦式に出席した中国の習近平国家主席(左)=4月12日(新華社=共同)

 さて「提案」に溶かし込んだ、マハン少将が中国共産党・海軍へ放った“ご託宣”とは何か。《『ブルー経済』発展を主軸》とうたう冒頭は、まさにマハン少将の海洋戦略理論そのものだ。マハン戦略を意訳・要約するとこうなる。

 《海軍は商船により誕生し、商船の消滅で消える》

 つまり、経済=国力や国家の繁栄・威信・安全にとり、強大な《海上権力=シーパワー》は不可欠で、制海権が戦局を決定する。従って、制海権掌握=戦略要衝確保が歴史上、覇権を担保してきた。

 もう少し噛み砕くと、経済→海運→植民地の循環を止めない3要素がマハン戦略の中核を構成。それを商船隊が支え、商船隊を海軍が支える構図だ。すなわち、中国は経済力で巨大な海軍を創設し→海洋=海運を支配し→現代の植民地たる海外の港湾・特区を「買いあさり」→海軍の根拠地と海外市場を同時に獲得し→経済力をさらに拡大し、海軍を一層肥大化させ…と、3要素の完全なる循環期に突入したのである。

中国植民地となるパキスタンの港

 中国人民解放軍が17年、海上交通の要衝=紅海とアデン湾をにらむアフリカ北東部ジブチに開設した初の海外基地は、海軍埠頭+大型ヘリポートを備え将兵1万人を収容する「大要塞」だった。

続きを読む

このニュースの写真

  • 米軍少将が憑依した中国共産党「悪徳サラ金戦略」が始まった! 
  • 米軍少将が憑依した中国共産党「悪徳サラ金戦略」が始まった! 
  • 米軍少将が憑依した中国共産党「悪徳サラ金戦略」が始まった! 
  • 米軍少将が憑依した中国共産党「悪徳サラ金戦略」が始まった! 
  • 米軍少将が憑依した中国共産党「悪徳サラ金戦略」が始まった! 
  • 米軍少将が憑依した中国共産党「悪徳サラ金戦略」が始まった! 

「ニュース」のランキング