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【経済インサイド】首都圏人気マンションのキーワードはズバリ「始発」「都心へのアクセス」

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【経済インサイド】
首都圏人気マンションのキーワードはズバリ「始発」「都心へのアクセス」

 地価や建築費の上昇を受けて首都圏の新築マンションは価格上昇が鮮明だ。不動産経済研究所によると平成29年の平均価格は前年比7.6%高い5908万円と、バブル最盛期以来27年ぶりの水準となった。価格上昇が目立つのは都心や主要駅の駅前再開発などの限られた物件で、家計に余裕のある共働き世帯が買い手の中心となる。しかし、こうした層は限定的。市場の牽引(けんいん)役である若いファミリーを中心とした多くの顧客層は、他のエリアに狙いを定めた購入活動を進めている。人気エリアのキーワードは「始発」「都心へのアクセスのよさ」だ。

 「電車の中から富士山を眺めるのが楽しみだったのに、見えにくくなった」。東京メトロ千代田線北綾瀬駅(東京都足立区)の周辺に住む40代の会社員が指摘するように、沿線ではマンション開発が相次いでいる。

 北綾瀬駅は現在、綾瀬駅で乗り換えなければ代々木上原方面に向かえず、事実上の「支線」の駅だ。ところが、平成31年からは代々木上原方面との直通運行が始まり、都心へのアクセスが一気に向上するため、人気が高まるとみられているからだ。

 価格上昇も顕著。駅前で毎日のようにチラシを受け取るその会社員は「感覚的には1年で1000万円は高くなっているのでは」と話している。総合地所やタカラレーベンなどデベロッパー(開発業者)が販売合戦を繰り広げており、業界関係者は「人気エリアとして大化けする可能性が高い」と指摘する。

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