産経ニュース

【外交安保取材】政府の慰安婦「強制連行」答弁動かした民間の力

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【外交安保取材】
政府の慰安婦「強制連行」答弁動かした民間の力

現在は駐米大使となった杉山晋輔氏(右)。3月28日、ワシントンのホワイトハウスでトランプ米大統領(左)に信任状を提出した(在米日本大使館提供・共同) 現在は駐米大使となった杉山晋輔氏(右)。3月28日、ワシントンのホワイトハウスでトランプ米大統領(左)に信任状を提出した(在米日本大使館提供・共同)

 伏線にあったのは前年の27年7月27日に国連で開かれた女子差別撤廃委員会準備会合だ。委員会メンバーと非政府組織(NGO)の対話の場である準備会合で、当時は衆院議員ではなかった杉田氏と、民間団体「なでしこアクション」の山本優美子代表が慰安婦の真実を語った。その内容は委員たちが聞いたことのない話だった。

 杉田氏はフランス語で約2分間、次のように訴えた。

 「『女性たちを狩り出して連行した』という話は吉田清治という作家のでっち上げが基となっている。朝日新聞はこの作り話を歴史的な証拠として32年間の長きにわたり、国際的に日本の名誉をおとしめる報道をし続けた」

 「しかし、26年8月、朝日新聞が吉田の証言が全くの虚偽であったことを認め、それを記事として周知した。現在、世界中で日本は女性を性奴隷にしたと思われており、それはナチス・ドイツのホロコーストに匹敵する重大な犯罪だと宣伝されている。これは全く事実無根であることを私は大きな声で断言する」

 続いて山本氏が英語でスピーチした。

 「日本の戦争関係の請求・賠償は国際条約で解決済みだ。それにも関わらず、いまだに人権関連委員会の多くは日本に謝罪と賠償を求めている。これが日本の名誉を傷つける政治的キャンペーンにつながり、日本人に対する人権侵害が起こっている」

続きを読む

このニュースの写真

  • 政府の慰安婦「強制連行」答弁動かした民間の力
  • 政府の慰安婦「強制連行」答弁動かした民間の力
  • 政府の慰安婦「強制連行」答弁動かした民間の力
  • 政府の慰安婦「強制連行」答弁動かした民間の力

関連トピックス

「ニュース」のランキング