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【赤字のお仕事】「仮想通貨取引所」は公的な取引所なの?

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【赤字のお仕事】
「仮想通貨取引所」は公的な取引所なの?

 《「仮想通貨取引所」の表記を以下のように改めます。

仮想通貨を円などの法定通貨と交換する事業者を「仮想通貨交換業者」とします。仮想通貨を交換する場所を示す場合は「仮想通貨交換所」とします。

 2017年4月に施行した改正資金決済法では、こうした事業者を「交換業者」と表記しており、金融商品取引法に基づく免許を受けて運営する株式の証券取引所と明確に違うためです》

 2月の中旬、最近何かと話題の「仮想通貨」に関するこのような表記変更の連絡が、出稿部からありました。

 たしかに、「仮想通貨取引所」という表記を最初に見たときは、「東京証券取引所」「大阪証券取引所(現大阪取引所)」のように、法に基づいて公的に認可を受けた「取引所」のイメージもあるな、と気になったこともありました。でも、よく考えると、大ざっぱに「取引をする場所」「取引を扱う業者」と、広い意味で「取引所」と言っているのだと受け止めました。

 「東証」「大証」のように公的取引所と受け取る人はごくごく少数、一般的表現で「取引をする場所もしくは業者」と捉えるのが常識的だと考え、その後、「仮想通貨取引所」という言葉が何度も出てくるたびに、当初のちょっとした違和感もなくなっていきました。

 しかし、上記の表記変更の連絡を見ると、「金融商品取引法に基づく免許を受けて運営する株式の証券取引所と明確に違う」となっており、私の思っていた以上に「公的な取引所」とイメージする人が多かった、ということになります。やはり、はっきりと区別するために、「仮想通貨取引所」→「仮想通貨交換所」にしたほうがベターだと思います。事業者を「仮想通貨交換業者」、場所を「仮想通貨交換所」と分けたのもいいと思います。

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