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【野口裕之の軍事情勢】戦後最大のスパイ事件取材と在英亡命諜報機関員暗殺で見た露毒殺史   

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【野口裕之の軍事情勢】
戦後最大のスパイ事件取材と在英亡命諜報機関員暗殺で見た露毒殺史   

3月18日、モスクワ中心部の広場で開かれた集会で演説するロシアのプーチン大統領(ロイター=共同) 3月18日、モスクワ中心部の広場で開かれた集会で演説するロシアのプーチン大統領(ロイター=共同)

 ソ連側公表の「動脈硬化を発端とする脳出血と急性腎炎」は信じ難い。戦後11年もの間、過酷な抑留・拷問に耐え、協力者要請を拒絶した貴公子が敗戦・占領で虚脱した日本の指導者に迎えられる→生気を取り戻した日本に、ソ連収容所の表裏を知り尽くす首相が誕生…。こうした構図はソ連にとり最悪だった。「一服盛った」との有力観測は、この辺りより浮上する。

 ところで、ロシア議会は2006年、反露分子やテロリストの暗殺を認める法律を通過させた。半年もしない内にリトビネンコ氏は暗殺された。もっとも、通過前にもロシアやソ連が絡む毒殺事件は少なくなく、法律など無用だっただろう。

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