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【経済インサイド】3つの難題抱える東芝が期待する救世主 半世紀ぶり「伝説の経営者」?

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【経済インサイド】
3つの難題抱える東芝が期待する救世主 半世紀ぶり「伝説の経営者」?

4月1日付けで東芝の会長に就任する車谷暢昭氏(左)と握手する綱川智社長=2月14日、東京都港区(今野顕撮影) 4月1日付けで東芝の会長に就任する車谷暢昭氏(左)と握手する綱川智社長=2月14日、東京都港区(今野顕撮影)

 「社外の目線を入れて新しい改革を進めることが必要だ」。東芝の指名委員会委員長を務める池田弘一社外取締役(アサヒグループホールディングス相談役)は、車谷氏に白羽の矢を立てた理由を語る。

 新生東芝のトップの役割分担は車谷氏が中長期の事業戦略を担当し、社長を続投して新設する最高執行責任者(COO)に就く綱川智氏(62)が業務執行を受け持つ。

 東芝が外部人材にトップを委ねるのは、昭和40年に石川島播磨重工業(現IHI)会長だった土光敏夫氏(1896~1988年)を社長に指名して以来53年ぶりだ。土光氏は今も「伝説の経営者」として知られる。それだけに、経営再建への期待は高まるが、車谷氏には土光氏のような事業会社の経験がなく、その手腕は未知数だ。

 車谷氏は東芝復活への課題として、資本の早期回復▽事業構成の見直し▽ガバナンス(企業統治)改革-の3点を掲げた。いずれも中長期のテーマだが、一方で就任早々に直面する難題も見えてきた。

 まず、原発事業の再編だ。東芝、日立製作所、三菱重工業の国内原子炉メーカー3社は昨春に原発向け燃料事業の統合を計画していたが、東芝の経営危機を受けて延期になっており、この計画を再び始動させる必要がある。

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