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【法廷から】知らない男が「悪魔が移るよ」「首だよ、首」…夢追う女性劇団員を殺害した言い訳

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【法廷から】
知らない男が「悪魔が移るよ」「首だよ、首」…夢追う女性劇団員を殺害した言い訳

戸倉高広被告の公判が開かれた東京地裁 戸倉高広被告の公判が開かれた東京地裁

 こらえるような涙声に、傍聴人も目元を押さえた。

 検察側は無期懲役を求刑。弁護側は懲役17年程度が相当とした。戸倉被告は最終意見陳述で「罪を繰り返さないことを誓い、刑に服します」と述べた。

 3月7日。判決公判で任介裁判長は、「何の面識もない被害者に目をつけた通り魔的犯行」として、求刑通り無期懲役を言い渡した。医師の証言から「首を絞める以前の幻聴はなかった」とし、加賀谷さんの衣服を脱がせていることなどから、わいせつ目的もあったと認定。「被害者は夢や希望を理不尽な形で絶たれ、無念は察するに余りある」と述べた。

 証言台に座った戸倉被告は、視線を落としたまま身動きせず判決を聞いていた。閉廷後も背筋を伸ばすことなく、うつむき加減に法廷を後にした。

 ■中野・劇団員殺害事件 平成27年8月26日、東京都中野区のマンションの一室で、劇団員の加賀谷理沙さんが全裸で死亡しているのが見つかった。死因は窒息死。警視庁は28年3月12日、殺人容疑で戸倉高広被告を逮捕した。

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