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サポカーはどこまで安全? 元特捜部長の事故に見え隠れする意外な“盲点”とは

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サポカーはどこまで安全? 元特捜部長の事故に見え隠れする意外な“盲点”とは

石川達紘弁護士が運転する乗用車が突っ込んだ金物店=2月18日午前、東京都港区(佐藤伸弘さん提供、ナンバープレートにモザイク加工しています) 石川達紘弁護士が運転する乗用車が突っ込んだ金物店=2月18日午前、東京都港区(佐藤伸弘さん提供、ナンバープレートにモザイク加工しています)

 元東京地検特捜部長の石川達紘(たつひろ)弁護士(78)が2月、運転中に起こした事故をめぐり、思わぬ波紋が広がっている。乗っていた車が自動ブレーキなどを搭載した「安全運転サポート車」だったため、「どこまで有効な機能なのか」という疑問が浮上した。高齢運転者らによる交通事故の減少が期待される技術だが、調べてみると、そこにはさまざまな条件に左右される“盲点”もあった。(社会部 三宅陽子)

 政府は安全運転サポート車のうち、自動ブレーキを搭載した車を「セーフティ・サポートカー」(サポカー)と命名。ペダル踏み間違い時加速抑制装置なども搭載した車を「セーフティ・サポートカーS」(サポカーS)として、官民連携で普及啓発を行っている。

 その効果は大きいとされる。トヨタ自動車公表の調査結果(平成27年12月~28年12月)では、自動ブレーキ、ペダル踏み間違い時加速抑制装置の両方を備えた車の追突事故発生率は非搭載車に対し約9割低減した。

 石川氏が事故当時乗っていたとされるのは、トヨタの高級車ブランド「レクサス」の最上級セダン「LS」で、サポカーSに相当する。前方の歩行者などに衝突する可能性があると警報で知らせ、危険が高まり運転者がブレーキを踏んだ際は確実にかかるよう補助。ブレーキを踏めなかった場合、自動ブレーキが作動する。

 高齢運転者に多いとされる停止時などのペダル踏み間違いでも、車の進行方向に壁などの障害物を検知している状態でアクセルを踏み込めば、警報で注意喚起しエンジン出力を抑制。さらに障害物との距離が縮まると、自動的にブレーキをかけることも可能だ。

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