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【仮想通貨まるわかり〈2〉】「アルトコイン」台頭 ICO拡大も後押し

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【仮想通貨まるわかり〈2〉】
「アルトコイン」台頭 ICO拡大も後押し

 仮想通貨といえば「ビットコイン」が代名詞的な存在だ。ただ、その他にも膨大な数のコインが流通しており、「アルトコイン」と呼ばれている。「イーサリアム」や「リップル」などが有名で、仮想通貨交換業者大手のコインチェックから大量に流出した「NEM(ネム)」もその一つだ。

 海外情報サイトのコインマーケットキャップによると仮想通貨の数は現在、1500程度。昨年初めは600~700で倍以上に増えた。今年3月上旬の時価総額はビットコインが全体の約4割の約1900億ドル(約21兆円)で、アルトコインは約6割の約2800億ドルに上る。

 ビットコインは世界中で決済や送金に使える「次世代の通貨」を目指して作られ、アルトコインはビットコインをより便利にしようとしたことから生まれた。

 イーサリアムやネムは、取引記録を複数のコンピューターで管理する「ブロックチェーン技術」を応用することで、取引時の契約内容まで記録したり、取引の信頼性を高める公証を作成したりできるようにした。

 リップルは国境を越えた支払いの非効率性の解決を重視し、送金速度が速く、手数料も安いのが特長だ。

 アルトコインは基本的に誰でも作れる。最近は仮想通貨を発行し資金調達する「新規仮想通貨公開(ICO)」の広がりもあり、アルトコインが急増。ただ新たなコインが全て価値を認められ流通するわけではなく、多くは将来的に消えるとされる。

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