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【野口裕之の軍事情勢】インドネシア高速鉄道計画にみる「日本の良心」と「中国の狡猾」どちらが信用できるか

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【野口裕之の軍事情勢】
インドネシア高速鉄道計画にみる「日本の良心」と「中国の狡猾」どちらが信用できるか

インドネシア西ジャワ州ワナカルタ村で、中国が受注した高速鉄道の「建設予定地」を指さす地主のイダムさん=2017年4月20日(吉村英輝撮影) インドネシア西ジャワ州ワナカルタ村で、中国が受注した高速鉄道の「建設予定地」を指さす地主のイダムさん=2017年4月20日(吉村英輝撮影)

 祝辞の中に《ブナン・メラ》という言葉があった。日本語の「赤い糸」と同義らしい。いわく-

 《両国を結ぶ「赤い糸」の絆は、今までにもつれたり、絡まったこともありました。しかし、互いに尊敬し合い、誠実な心から生まれた両国の友好と協力に鑑み、私はこの友好の絆は決して切れることはないと信じています。私は、インドネシアと日本は『将来に向けて共に働き、共に前進する心と心の友人』であると信じています》

 インドネシアには、中国の一連の振る舞いを深く認識→記憶してほしい。中国とは『将来に向けて共に働き、共に前進する心と心の友人』にはなれないと深く認識→記憶してほしい。

 そもそも南シナ海の領有権をめぐりインドネシアは中国と対立関係にある。14年12月には、領海内で違法操業をした中国籍漁船22隻を拿捕してもいる。

前米副大統領より影響力を発揮した河野外相

 さて河野外相の「ミッション」について論じたい。

 インドネシアが抱く中国への失望に象徴されるが、中国が引き受けるインフラ投資は破綻しやすい。そこで河野外相には、中国がプロジェクトを提案している全ての国に、わが国の対案をぶつける「指揮官」となっていただきたい。

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