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【江藤詩文の世界鉄道旅】ベルモンド アンデアン エクスプローラー号(6)南米初の豪華寝台車は“1泊1日”でも充実した観光アクティビティを体験

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【江藤詩文の世界鉄道旅】
ベルモンド アンデアン エクスプローラー号(6)南米初の豪華寝台車は“1泊1日”でも充実した観光アクティビティを体験

標高約4335m! 感動的な絶景に包まれたラ・ラヤの峠 標高約4335m! 感動的な絶景に包まれたラ・ラヤの峠

 私が乗車した「クスコ発プーノ着1泊1日」コースのプログラムには、2回の下車観光が含まれている。このためにスペイン語や英語、フランス語など5カ国語を話すアクティビティコーディネーターが乗車していて、下車観光のガイドや下車後の観光ツアーの手配を一手に引き受ける。ちなみに「日本の方と同様に話せるわけではございませんので」ということで日本語は“5カ国語”に入っていないが、実際は非常に堪能で、乗車中ずいぶんと心強かった。

 午後2時すぎ、最初に下車したのは「ラクチ」。下車してバスに乗り換え、片道20分ほど行くと、ラクチ遺跡というインカ時代に造られた石組みがいまも残っている。ここはインカの最高神「ヴィラコチャ」が祀られていたと言われているそう。ここでガイドの丁寧な説明を聞きながら、インカ時代から変わらない農作業の風景を眺めたり、お土産を買ったり。1時間ちょっとでまた列車に戻った。

 午後5時には、私がもっとも楽しみにしていたスポットに停車した。アンデスの山並みが猛々しく迫ってくる標高約4335mの「ラ・ラヤ」の峠。私の人生で最高地点に到達した。気をつけていたこともあり、高山病の兆候も現れずにひと安心といったところ。

 この後再び列車に戻り、一夜を過ごしたのちチチカカ湖の朝日を見て、朝食をとったところで鉄道の旅は終了となる。スタッフに名残惜しげに別れを告げる乗客たち。旅は出会いと別れの繰り返しだ。それにしてもなんて濃密な1泊1日だったのだろう。私も満ち足りた気分で列車を降りた。

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