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【衝撃事件の核心】日本でニセ薬は流通しない“安全神話”揺るがした偽C型肝炎薬流通事件の舞台裏

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【衝撃事件の核心】
日本でニセ薬は流通しない“安全神話”揺るがした偽C型肝炎薬流通事件の舞台裏

 ただ、偽薬の流通元となった東京都内の現金問屋「エール薬品」は“秘密厳守”をうたい、薬の売却に訪れた顧客の身元を確認せず、記録もずさんだった。そのため捜査は難航し、当初は犯人の足跡が大阪府周辺にあることまでしか突き止められなかったという。

 しかし聞き込みを続けた結果、加瀬容疑者らの存在が浮上。捜査員は交代で加瀬容疑者らが活動拠点にしていた広島県に飛び、時には7~10日間にわたり現地での捜査に努めた。さらに昨年夏ごろから行動確認を続け、夫婦の別の薬物事件での逮捕・起訴を経て、ようやく偽造ハーボニー販売容疑での逮捕に至った。

薬物利用者間で回された情報?

 夫婦はどのようにして、偽のハーボニーを現金問屋で売却する手口を思いついたのか-。手がかりになりうるのが、警視庁が28年6月、生活保護制度を悪用して無料で別のC型肝炎治療薬「ソバルディ」の処方を受けたとして、男女3人を逮捕した事件だ。

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