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【衝撃事件の核心】増大のはずが…シンボル壊死でクリニック提訴「仕事への意欲喪失」

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【衝撃事件の核心】
増大のはずが…シンボル壊死でクリニック提訴「仕事への意欲喪失」

男性がクリニックを提訴した千葉地裁 男性がクリニックを提訴した千葉地裁

 代理人弁護士によると、交通事故などで男性器を失った場合などで、これに起因する労働能力の喪失などで、逸失利益が認められるケースがあるという。そうしたケースを参考に、男性のケースでも逸失利益を積み上げ、逸失利益は2億円を超すとはじき出した。

 原告の代理弁護人は記者会見で、「和解にむけた交渉なども進めてきたが、クリニック側からは十分な回答と謝罪が得られなかった」と、提訴に踏み切った理由を改めて説明。メリットのみを強調し、十分な説明をしないで手術を薦める医師が多い現状に「この訴訟から一石を投じたい」と提訴の社会的意義を強調している。

 同クリニックは「患者が合併症を併発したことについては把握しているが、医師は適切な治療をしており過失はない」と話し、「謝罪も行っている」としている。第1回口頭弁論では、原告の請求の棄却を求める答弁書を提出、全面的に争う構えを見せた。

 男性器についての悩みは簡単に消えるものではない。もしメリットのみを強調して、クリニックがその危険性を語らないまま手術に踏み切り、その後も満足なケアを受けられなければ…。男性なら誰でも心情的に同情できる訴えに聞こえるが、裁判所は法的な賠償責任をどう判断するのか注目される。

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