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草津白根山噴火で警戒レベル3なのに町長が「レベル1」と言い張るワケ

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草津白根山噴火で警戒レベル3なのに町長が「レベル1」と言い張るワケ

 -気象庁の発表は警戒レベル3なので違いが出る

 「気象庁は『レベルを積極的に言っていないが、町長の仰る通り1』と。そうしないと、白根山もレベル3なら規制範囲が500メートルでなくなる」

 --町長は3つの山を完全に分けて考えているのか

 「当然。町民は誰もまとめて考えていない。気象庁の火山課長が『誤解を招くので1年以内に、草津白根山の別々に評価したい』と言われた」

逆効果では

 つまり、黒岩町長の言い分は、白根山の規制範囲は「レベル1相当」の火口から500メートルであり、今回噴火した本白根山とは違うということだ。草津白根山と言った場合、地元では観光客の多い白根山を示すことが背景にある。

 気象庁もこの点については認識を一にしているが、「あくまで草津白根山全体でレベル3」(火山課)。また、別々に警戒レベルを運用するかどうかは「今後、本白根山の観測分析を経て検討する」(同)としており、何ら決定してはいないようだ。

 本来、噴火警戒レベルは気象庁が単独で運用するものではなく、町長の一存で決めるものでもない。自治体や研究機関が参加する火山防災協議会で運用を決定し、気象庁が発表する。草津白根山では昭和58年に草津町を事務局とする「草津白根山火山防災会議協議会」が発足。会合を年1回以上開き、警戒レベルの運用など防災対策について協議してきた。

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