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【江藤詩文の世界鉄道旅】ベルモンド アンデアン エクスプローラー号(5)アルパカのひき肉と音楽で夜はふけて…南米初の豪華寝台列車、ナイトタイム編

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【江藤詩文の世界鉄道旅】
ベルモンド アンデアン エクスプローラー号(5)アルパカのひき肉と音楽で夜はふけて…南米初の豪華寝台列車、ナイトタイム編

ベルモンド アンデアン エクスプローラー号を牽引する機関車 ベルモンド アンデアン エクスプローラー号を牽引する機関車

 車内がすっかり夜の装いに表情を変えた午後5時半。それまで下車観光を終え、シナモン入りの温かいアーモンドミルクを飲みながら談笑していたはずの乗客が、ひとりまたひとりと姿を消し、気がついたら私だけが取り残された。

 どこへ行ったのだろう…。結論から言うと、この時間はディナータイムのためのドレスアップに使われる。ペルーを旅していると、たとえばレディファーストの徹底ぶりなど、ヨーロッパらしさを感じることが多かった。この衣装チェンジもそう。南米初の豪華列車とあって、昼間はデニムなどカジュアルなスタイルだった乗客が、シャワーを浴び、メイクを整え、トレインマネージャーが主催するカクテルタイムに集まってくる。なかにはロングドレスやタキシード姿の人までも。「豪華列車は、我々スタッフだけでつくりあげることはできません。お客様とともに完成させるのです」。昼間に聞いたトレインマネージャーのことばを思い出す。

 最近は日本人でも、ファッションでその場の空気を演出することがとてもうまい人が多いように思うけれど、やっぱりヨーロッパ人のおしゃれ上手ぶりには圧倒されてしまう。つるつるスキンヘッドのおじいちゃんが、タキシードをちょっと着崩して、濃密な香水をつけていたりするのだから。

 カクテルとともにつくりたてのフィンガーフードが次々と振る舞われ、うっかり満腹になりかけてしまったが、ディナーは4皿のコース構成で、メニューは以下の通り。

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