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【加藤達也の虎穴に入らずんば】危険な対北「対話局面」入り

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【加藤達也の虎穴に入らずんば】
危険な対北「対話局面」入り

金正恩氏(AP) 金正恩氏(AP)

 事態は金正恩朝鮮労働党委員長の思惑通りに進むのだろうか。予想された流れとはいえ、韓国の文在寅政権は国内の反対意見や日米の懸念をものともせず、もろ手を挙げて北朝鮮の平昌五輪参加を歓迎。制裁破りも辞さない勢いだ。

 北の狙いは韓国を統一するため、核保有国と米国に認めさせることであり、対話攻勢は米東部主要都市を核で直接狙える大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実戦配備までの時間稼ぎにあることは常識である。

 徐々に効きはじめる制裁や警戒網で八方ふさがりだった北は「平昌」を最大限に利用し、韓国を堤の一穴として情勢逆転をもくろんでいる-。これが現状だ。

× × ×

 6回目の核実験と米国土を攻撃できるとされるICBM発射など昨年の“瀬戸際ショー”から“南北対話・平和劇場”へ。戦争が起きるかもしれないという緊張の糸が突如、緩んだ結果、何が起きているか。

 首相官邸には、米軍の軍事行動に難色を示すムードが、国際社会に強まっているとの見方が出ている。

 官邸関係者は、国際社会と北朝鮮は「ダイアログ・フェーズ(対話局面)に入った」と分析する。

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