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【東京五輪】柔道・阿部一二三 「妹と2人で2020年に向け強くなりたい」

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【東京五輪】
柔道・阿部一二三 「妹と2人で2020年に向け強くなりたい」

柔道男子66キロ級の阿部一二三は、2020年東京五輪で妹の詩とともに金メダルを狙う=2017年10月、兵庫県尼崎市(志儀駒貴撮影) 柔道男子66キロ級の阿部一二三は、2020年東京五輪で妹の詩とともに金メダルを狙う=2017年10月、兵庫県尼崎市(志儀駒貴撮影)

 新年を迎えた。2020年東京五輪開幕まで935日となった。競技会場の整備などの大会準備は着々と進み、芽吹いてきた若い力も、本番で大輪の花を咲かせようと順調に成長を続けている。飽くなき向上心とたゆまぬ努力で好結果を残し、世界にも知られるホープたちは、日本をメダルラッシュに導く無限の可能性を秘めている。

 「2018年もしっかりといいスタートダッシュを切りたい」。20歳は充実した表情で新年を見据える。日本柔道界が待ち望んだスター候補、男子66キロ級の阿部一二三(日体大)は、東京五輪のホープだ。

 飛躍の舞台はブダペストだった。初出場した昨夏の世界選手権で、全6試合のうち5試合で一本勝ち。圧倒的な強さで頂点へ駆け上がった。世界王者の証である「赤ゼッケン」で臨んだ年末のグランドスラム(GS)東京大会は2連覇。国内外の大会すべてで無敗を誇った17年を締めくくり、早くも今夏の世界選手権代表の座をつかんだ。

 兵庫・神港学園高2年だった14年、男子史上最年少で講道館杯を制覇。シニアの国際大会にデビューした同年のGS東京大会では、世界選手権3連覇の海老沼匡(パーク24)を倒し優勝した。

 五輪への道は甘くなかった。16年リオデジャネイロ五輪代表選考が本格化した15年は大切な大会で勝てず快進撃はストップ。五輪も逃した。

 日体大に進み、はい上がってきた。強豪大学や実業団に出稽古し、屈強な海外勢に組み負けないための筋力トレーニングにも力を入れている。

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