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【クローズアップ科学】2018年3つの挑戦 「はやぶさ2」小惑星へ到着、iPSで脊髄損傷治療、海中ロボット国際競技

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【クローズアップ科学】
2018年3つの挑戦 「はやぶさ2」小惑星へ到着、iPSで脊髄損傷治療、海中ロボット国際競技

小惑星「リュウグウ」に接近する探査機「はやぶさ2」の想像図(池下章裕氏提供) 小惑星「リュウグウ」に接近する探査機「はやぶさ2」の想像図(池下章裕氏提供)

 --脊髄損傷の治療に特別な思いがあると聞く

 「国内では毎年約5千人の患者が発生しているが、有効な治療法はない。尊敬している父の知人も患者で、私が慶応大医学部に入ったときも卒業したときも、いつか治してほしいと言われた。だから、何とか治したいとずっと思い続けていた。なかなか手掛かりをつかめなかったが、1998年に再生医療研究を本格的に始め、20年目の今年、やっと臨床研究段階にきた。その意味でうれしさはあるが、まだ単に始めるだけなので、ちゃんと患者を治せるようになってから感慨に浸りたい」

 --将来はどんなことを実現したいか

 「iPS細胞による再生医療は、まだ高度な技術を持つ機関でしか実施できない。普及には時間がかかるが、将来は全国津々浦々の病院で、ごく普通に受けられる社会を実現したい。それに向けての第一歩として、今年は大きな位置付けの年になるだろう」

(伊藤壽一郎)

 〈おかの・ひでゆき〉 1959年、東京都生まれ。慶応大医学部卒。2001年から同大教授。専門は再生医学。脊髄損傷の患者から届くメールや手紙が研究の大きな後押しという。

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