産経ニュース

【赤字のお仕事】『愛と夢と希望をうたえ』 「不況和音」…ではなく「不協和音」が好きなあの方へ

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【赤字のお仕事】
『愛と夢と希望をうたえ』 「不況和音」…ではなく「不協和音」が好きなあの方へ

 「枝野氏はその後、疲れ切ったような表情で周囲にこうつぶやいた。『1人カラオケに行きたいよ。(欅坂46の)「不況和音」を歌うんだ』」

 昨年10月1日夜、総選挙を控えた民進党・枝野幸男氏(当時)の発言に関する原稿だ。前原誠司氏による小池百合子東京都知事率いる希望の党への合流工作が、進展を見せずに困惑していたさなかである。

 「不況和音」

 曲のタイトルが原稿ではこう打たれていた。私は欅坂46のこの曲を知らなかった。まあアベノミクスも言われるほど生活の豊かさに直結してないし、あまりにも実感がないんで「不況和音」もありだよな、と思いつつ調べてみたらやっぱり、正解は「不協和音」だった。

 不協和音は「ふきょうわおん」で一発変換できる。語義から考えれば「不」+「協和音」であり、「不協」+「和音」ではないからだ。不況と和音を分けて変換したのだろうけど、そんな記者の頭の中にもアベノミクスの恩恵が感じられていないのではないか、と興味深かった。

 辞書で見てみると

 【不協和音】(『大辞林』第3版)

 (1)同時に鳴らした二つ以上の音が、協和しない状態にある和音。不協和和音。 

 (2)転じて、二者の間が調和しない状態にあること。「-を生じる」

 「なんだ、民進党のことか」と妙に納得した。

 アイドル好きの枝野さんによれば、「不協和音」の共感ポイントは、「反骨心」だという。「欅坂46の同調しない反骨心に共鳴した」んだと。

 「何も考えないまま独り言として自然に出た。本当にただ歌いたかったので、歌詞とのリンクは考えなかった」「反骨的な内容がいい。昔から反骨精神が好きな人間なので」(2017年11月17日の東洋経済オンラインから)

続きを読む

「ニュース」のランキング