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【経済インサイド】EV本当に出遅れているのか 100年に一度の変革期でトヨタ“豹変”?

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【経済インサイド】
EV本当に出遅れているのか 100年に一度の変革期でトヨタ“豹変”?

ハイブリッド車で培った技術が電気自動車にも応用できると強調するトヨタ自動車の安部静生常務理事(左)=2017年11月27日、東京都江東区 ハイブリッド車で培った技術が電気自動車にも応用できると強調するトヨタ自動車の安部静生常務理事(左)=2017年11月27日、東京都江東区

 同月18日にも説明会を開催。寺師茂樹副社長が、25年ごろに全車種に電動車モデルを設定すると発表。ガソリン車のみの車種を全廃するということになり、トヨタは電動化シフトへの強い意思を鮮明にした。

 トヨタは、少なくとも「電動車」全体では全く出遅れていない。得意のHVはこれまでに累計1000万台超を販売し、PHVも11年に投入済み。FCVでも世界初の量産車「MIRAI」を14年に発売しており、電動車全体の世界シェアは43%と圧倒的な首位だ。ただ、EVに限ると、まだ本格的な市販車を投入していない。

 中国では、政府が自動車メーカーに、販売台数の一定割合をEVやFCVにするよう義務づける方針。現地ではトヨタも20年に発売する計画だが、18年に投入するホンダや、20年までに40万台を販売する計画の独フォルクスワーゲン(VW)グループと比べて、「出遅れている」と指摘されても仕方がない状況だ。

 今回、急にトヨタが電動化に関する施策や目標を次々と打ち出した背景に、販売台数の世界首位をめぐってデッドヒートを繰り広げてきたVWがEVで先行していることへの“焦り”を指摘する声もある。ディーゼルエンジン車での排ガス不正もあって電動化を加速しているVWは、18年からの5年間で約4兆5000億円という巨費を電動化を中心とする次世代技術に投じる方針を17年11月に発表した。

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