産経ニュース

韓国の慰安婦問題はもはや憎しみを持ち続ける「宗教」だ 室谷克実×加藤達也

ニュース プレミアム

記事詳細

更新


韓国の慰安婦問題はもはや憎しみを持ち続ける「宗教」だ 室谷克実×加藤達也

韓国・ソウルの日本大使館前にある慰安婦像=9日(共同) 韓国・ソウルの日本大使館前にある慰安婦像=9日(共同)

室谷 ところが曲者は「自主」です。韓国中で「自主」は絶対的なプラスイメージの言葉なのです。それで、盧武鉉後の保守政権は韓国軍の力が在韓米軍に追いついた時に返還してもらうとお茶を濁した。事実上、「返してくれなくていいです」ということです。文在寅政権は盧武鉉の後継政権ですから「返せ」です。それは「独立国として当然」といった論法ですから、それなりの支持がある。しかし言葉の遊びの次元を離れると、文在寅の支持者まで「アメリカに守ってもらわなくてはならない」となる。不思議な国・韓国の一側面です。

加藤 そうですね、そこがおもしろい(笑)。

室谷 安保はアメリカに……で文在寅を支持しているわけです。文在寅の中核グループは「自分たちは従北です」とは言わない。隠してるわけですよ。「反米です」ということも国民世論の手前、隠している。だからぶれて、ぎくしゃくして、コウモリ的に振る舞うしかないわけです。

 つまり、「反米」とも言えない。まして「北朝鮮バンザイ」とも言えない。言えるのは「反日」だけなわけです。「反日」には誰も文句を言わないから、「反日」を進めるわけです。日本がそれに怒ると、韓国と日本の離反になる。それが米韓日の安保体制をひび割れさせる。それは北のためになるいいことだと、こういうことです。

加藤 二重、三重に、「反日」はいいことだ理論が上塗りされていますね。

 そしてアメリカの軍事力を借りてきて自国を守っている。要するに、日本には「核の傘」がありますが、韓国の場合は全面的に通常戦力も含めて「米軍の傘」の下にいます。

 中央日報の社説やコラムでよく出てくるこういう論法があります。自分たちは小さい国である、でも外交巧者であると。つまり、巧みだということです。バランサー外交とか、いろんな珍妙な理屈が繰り出されてきます。韓国には資源もない、人口も少ないのに、あれだけ荒廃した朝鮮戦争の後に今の発展を得たのは、民族として誇りに思っていい、巧みで優秀で強い民族だから大丈夫だ、大船に乗って暮らしましょうというような、およそ論文とも言えないような文章が見られます。

 韓国の知識人にはそのような「米軍の傘」の現状に安住して大丈夫だという根拠のない自信があります。そして、北からは攻められない。攻めてくるわけがない。なぜならば、自分たちは巧みな国だから、みたいな。

室谷 でも、同じ民族だったら、北もきっと優秀なのですよ(笑)。

加藤 そうですよね。優秀な国同士が角を突き合わせているわけですから、どうするのでしょうね(笑)。

左翼のヒトラー政権だとアメリカは知らない

加藤 李明博に司直の手が向かっていることと、朴槿恵を魔女狩りのようにして追い落としたことは、親日派を清算するというドクトリンから始まっていることです。李明博は日本で生まれて、日本に魂を譲り渡したという論法です。一方、朴槿恵は父親の朴正煕が親日派と見られている。

中国、ロシアの「反革命」と同じようなスローガンが「親日」

このニュースの写真

  • 韓国の慰安婦問題はもはや憎しみを持ち続ける「宗教」だ 室谷克実×加藤達也
  • 韓国の慰安婦問題はもはや憎しみを持ち続ける「宗教」だ 室谷克実×加藤達也
  • 韓国の慰安婦問題はもはや憎しみを持ち続ける「宗教」だ 室谷克実×加藤達也
  • 韓国の慰安婦問題はもはや憎しみを持ち続ける「宗教」だ 室谷克実×加藤達也
  • 韓国の慰安婦問題はもはや憎しみを持ち続ける「宗教」だ 室谷克実×加藤達也
  • 韓国の慰安婦問題はもはや憎しみを持ち続ける「宗教」だ 室谷克実×加藤達也

関連ニュース

「ニュース」のランキング