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【映画深層】「多メディアの時代だから、映画館に人を連れ戻したい」手塚眞監督30年ぶり「星くず兄弟」の理由

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【映画深層】
「多メディアの時代だから、映画館に人を連れ戻したい」手塚眞監督30年ぶり「星くず兄弟」の理由

映画「星くず兄弟の新たな伝説」を撮った手塚眞監督(藤井克郎撮影) 映画「星くず兄弟の新たな伝説」を撮った手塚眞監督(藤井克郎撮影)

もう一度映画館に人を連れ戻す

 「月に行くというのも、ジョルジュ・メリエス監督の『月世界旅行』(1902年)から始まっているわけだし、映画ファンとしていろんな映画にオマージュをささげているという部分はある。ただ古い映画ファンなので、今の人たちには通じないネタもたくさんあるかな」とほほ笑む手塚監督だが、どちらかというと映画人というより、メディアを選別せずにさまざまな映像表現を追求してきたというイメージがある。

 例えば、前作の「星くず兄弟の伝説」で商業映画デビューを飾った直後には、オリジナルビデオ作品の走りともいえる「妖怪天国」(86年)を発表。さらには開発初期のハイビジョンで「東大寺伝説・金剛奇譚」(91年)を監督したり、富士通のパソコンソフト「TEO~もうひとつの地球」(95年)をプロデュースしたり、最近では動画サイトのニコニコ動画で「国際ニコニコ映画祭」を企画したりと、新たな可能性に果敢に挑戦してきた。

 「ちょうど僕らが映像を始めたころから、ビデオにパソコン、ハイビジョンとどんどんメディアが広がりを見せてきて、それに間に合わないという感じでみんなが作品を作っていった。でも今は逆で、スマートフォンも含めて映像が街に氾濫している。そういう時代だから、もう一度、映画館に人を連れ戻したい。今の学生と話をすると、映画館に行ったことがないという人もたくさんいる。きっかけはスマホだとしても、最後はちゃんと映画館に行って作品を鑑賞してほしいという気持ちは強いです」

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