産経ニュース

【アメリカを読む】「訴えるな」「公にするな」セレブの過度な秘密保持 セクハラ疑惑で揺れるハリウッド、法的効力はあるか

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【アメリカを読む】
「訴えるな」「公にするな」セレブの過度な秘密保持 セクハラ疑惑で揺れるハリウッド、法的効力はあるか

 さまざまなゴシップニュースが報じられる米ハリウッドのセレブたち。プライバシーを狙うマスコミ、それを守ろうとする芸能人との間で激烈な攻防が繰り広げられている。過熱取材に非難が集まることが多いが、プライバシーを守ろうとするあまり、芸能人側が雇用した関係者に過度の秘密保持を強要する取り決めがまかり通っていることが、米紙の報道で明らかになった。大物映画プロデューサーによるセクシャルハラスメント疑惑の最中だけに、そうした疑惑の“口封じ”となっているとして注目を集めている。(ロサンゼルス 住井亨介)

「不快で不適切なこと」とは?

 雇用を結ぶ関係者に秘密保持の同意を求めていたことが明らかになったのは、オスカー俳優、レオナルド・ディカプリオさん(43)。

 2017年10月31日付の米紙ロサンゼルス・タイムズが報じたところによると、ディカプリオさんと彼の会社「グリーンアワー」は関係者に対し、彼の私的情報だけでなく、「映画制作の過程などにおいて不快を催す、不適切な事柄」について公にしないよう求める文書に同意するよう求めていた。

 さらには、映画制作との関連あるなしに関わりなく、(仕事上の)ハラスメント、プライバシー侵害、精神的な苦痛について、ディカプリオさんと会社を訴える権利を放棄するように求めていたという。

続きを読む

「ニュース」のランキング